H27年4月 眠りについて
2015年4月24日
管理薬剤師 佐藤徹也

人生初のベッドにしてみました。
長らく腰痛持ちである自分にとって、毎日の寝床は布団、それもシンプルなせんべい布団タイプ(?)が常でした。思い返してみれば、やわらか敷布団でも無理なのに、ベッドのマットレスはなおさら、という凝り固まった発想しかなかったように思います。
それがちょっとした事情もあいまって、ベッドであれば毎日の布団の上げ下げの必要もないし楽な姿勢で寝起きができる、固いマットレスであれば腰にも大丈夫かも、どこかの寝具屋の広告にもあったフレーズではないが“人生の3分の1は睡眠”(この中身の真偽は後ほど)ではないか!よく考えるべきだ!との思いにかられ、怒涛の勢いでネットなどから情報収集、実際に家具屋さんでお目当てのマットレスにゴロンと横になり、あっという間にベッドとマットレスが届きました。
その結果は、寝心地もなかなか快適で恐れていた腰の調子も悪くない、目覚めも相変わらずで朝は弱い…、ほっとしています。とりあえずよかった。
それはさておき、良い眠りをえるうえで参考になる情報をいくつか挙げてみます。
・年をとるほど必要な睡眠時間は短くなる。25歳で7時間、45歳で6.5時間、65歳で6時間程度との研究も。加齢で基礎代謝が落ち省エネ体質に。
・寝室は寝ること以外やらない。
・若年世代は夜更かしを避け、熟年世代は寝床で過ごす時間を必要以上に長くしない。
・その日が眠れなくてもこだわらない。日によって差があるもの。
・日中はアクティブに。昼寝は午後2時までの20分以内で。うたた寝もできるだけ避ける。
・眠れない、日中の眠気が強いなど、困った場合は専門家に相談を。
詳しく知るには厚生労働省健康局の「健康づくりのための睡眠指針2014」などがよいでしょう。
よく寝てよく働くためにも、次は枕かな。

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